立浪竜の奇襲が不発に終わった。中日は25日のDeNA戦(バンテリン)に3―5で敗れ、4連敗。借金は今季ワーストタイとなる「17」まで膨れ上がった。

 立浪監督は、来日8年目にして初めてダヤン・ビシエド内野手(34)を1番に起用する奇策に打って出たが、打線が相手先発・今永の前に完敗。7回に一死三塁で大島の右犠飛で1点こそ奪ったが、8回までに10三振を重ねて手玉に取られ、今季7勝目を献上した。

 4点を追う9回は2番手・森原を攻めて2点を奪ったが、反撃が遅すぎた。岡林、石川昂の安打などで一死一、三塁とし、石橋の左翼線への適時二塁打、続く大島の右犠飛で2点差まで迫るも、その後、二死満塁の場面で代打・溝脇が二飛で倒れた。

 結局、1番に抜てきされたビシエドは3打数無安打に終わり、7回から3番手で登板した岡野と代わり、ベンチに下がった。

 初回に先発・小笠原が5長短打を浴びて一挙4点を失ったこともあり、初回の大量失点が最後まで重くのしかかった。5連敗中だったDeNAに敗れた中日は、これでリーグで唯一、後半戦全敗チームとなったが、何としても26日の同戦では連敗をストップさせ、今季ワースト借金の更新を回避したいところだ。