エンゼルスの大谷翔平投手(29)がトレードされる可能性は消えたのか。スクープを連発している敏腕記者の見解は分かれている。
 
 米スポーツサイト、アスレチックのケン・ローゼンタール記者は24日(日本時間25日)のデジタル・ベースボール番組「ファウル・テリトリー」の冒頭で、最大の注目を集めている大谷について「状況が変わることはあるが、今現在は、トレードされない可能性がどんどん上がっている。後半戦でエンゼルスは6勝3敗で上向き軌道」と語るとこう断じた。「大谷はシーズン58本塁打ペースと、歴史的なシーズンを過ごしており、オーナーのモレノ氏が、トレードで彼からその記録を奪いたいとは思えないだろうし、ファンのためにも奪いたくないと思うだろう」

 米全国紙USAトゥデーのボブ・ナイチンゲール記者も否定派だ。「来週のMLBトレード期限の大きな10の疑問」と題する記事で解説した。

「オーナーのモレノ氏のMLBの親しい友人らは、トレードはばかげている、エンゼルスファンから憎まれてまでトレードする価値はないと彼に伝えている。確かに若手有望株を数人得られるかもしれないが、現実的にはどれだけ彼らの能力が高かったとしても、大谷と同等の価値からは程遠いのである」。大谷は2000万ドル(約28億3000万円)をもたらし、トレードした場合、観客が1試合あたり1万人減少すると指摘した。

 一方、MLBネットワークのジョン・モロシ記者は自身のツイッターに「エンゼルスはこの数日間、大谷翔平をトレードした場合のシナリオを他のチームと話している。エンゼルスは8戦中6勝しているが、それでも大谷トレードの可能性は残る。ベースボールリファレンスの最新のプレーオフ進出オッズで、エンゼルスは9・6%である」と投稿した。

 トレード期限の8月1日午後6時(同2日午前7時)まで残り7試合。どう乗り切るか。