新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」23日長野大会のCブロック公式戦で、鷹木信悟(40)が石井智宏(47)を下し初白星を挙げた。

 数々の激闘を繰り広げてきた両雄の公式戦は、この日も意地と意地の張り合いとなった。MADE IN JAPANからパンピングボンバーを発射した鷹木は、打撃の応酬からスライディングラリアートを決める。しかし石井も一歩も引かず、ヘッドバットからラリアートを連発した。

 垂直落下式ブレーンバスターだけは逃れた鷹木は、喉元へのチョップを浴びながらもヘッドバットから変型ドライバーで再逆転。なおもラリアートを打ち込んでくる石井にスライディングエルボーを叩き込むと、ついにラスト・オブ・ザ・ドラゴンをさく裂させる。

 ダメージの蓄積でカバーにはいけなかったものの、いち早く立ち上がるとロープへ向かって猛ダッシュ。最後はこん身のパンピングボンバーを叩き込んで3カウントを奪った。

 3戦目にして待望の初勝利の鷹木は「やっと1勝だ。今年のG1クライマックス、1勝が重たいね。そして石井のオッサン、俺よか7つくらい上のはずなのに半端ねえな。残念ながら今のところ、世界一元気ハツラツなオッサンは石井智宏かもしれんな。悔しい」と石井を称賛し再戦に意欲を見せた。とはいえまだまだ黒星先行で、逆襲は始まったばかりだ。「まだまだ足りねえ。でも今日の戦いで自分の初心を思い出したよ。鷹木信悟らしく、激烈で、誰よりも強烈で、そして元気ハツラツに、俺は自分を貫くんだが、内藤哲也が(自分の)前の試合でやったのもいい刺激になってんだよ。〝逆転の内藤哲也〟とか言ってたな? だったら俺は〝逆襲の鷹木信悟〟を見せてやるよ。こっから本領発揮を見せてやる」と宣言していた。