新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」16日札幌大会のDブロック公式戦で、棚橋弘至(46)がNJPW WORLD認定TV王者のザック・セイバーJr.(35)に敗れ、黒星発進となった。

 過去4大会連続で負け越しに終わっている棚橋は開幕を前に「今までの棚橋ではG1優勝は遠いということ。だから、今までの棚橋は捨てます。今年は変化します」と宣言。その決意の表れか、アームカバーがついた新コスチュームで登場した。

新コスチュームで登場した棚橋
新コスチュームで登場した棚橋

 ザックの左足一点集中攻撃に苦しんだ棚橋は、左腕に狙いを絞って対抗する。ツイスト&シャウトから、左腕へのドラゴンスクリューを連発。スリーパーホールドに捕らえられても、アームブリーカーで脱出しハイフライアタックを見舞っていく。

 さらに棚橋はザックドライバーを回避すると、何と飛び付き腕ひしぎ十字固めでザックを捕獲。ザックに脱出を許しながらも再び切り返して執ように腕十字を狙う。ところがそこから体勢を巧みに入れ替えられると、押さえ込まれてしまい3カウントを献上。これまでとは違った戦いで追い詰めたが、あと一歩及ばなかった。

 左足の痛みからバックステージに倒れこんだ棚橋は「初戦、ザックを当ててきたのは誰かの陰謀だな…案の定、ヒザを攻められたけど大丈夫。俺は生まれてから諦めたことないから」と前を向いた。「今年は人数は多いけど、ブロックの公式戦は少ないから。これ以上はもう絶対に負けない」と、ブロック突破へ向け残り全勝を誓っていた。