新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」16日の札幌大会のDブロック公式戦で、内藤哲也(41)がジェフ・コブ(41)に敗れまさかの黒星発進となった。

 6年ぶり3度目のG1制覇を狙う内藤の前に、怪物が立ちはだかった。コブの圧倒的なパワーの前に苦しめられた内藤は、雪崩式フランケンシュタイナーを阻止されそのまま雪崩式パワーボムでマットに叩きつけられるなど、なかなか反撃に転じることができない。何とかコリエンド式デスティーノをさく裂させて正調デスティーノを狙ったが、これをキャッチされるとツアー・オブ・ジ・アイランド(変型パワースラム)で切り返されて両者ダウンとなった。

 カウント9で立ち上がった内藤は、マンハッタンドロップからのジャックナイフ式エビ固め、首固めと丸め込みを駆使して3カウントを狙っていく。しかしこれをしのがれるとジャーマンスープレックスで再び劣勢に。最後はとどめのツアー・オブ・ジ・アイランドで沈められてしまった。

 過去3戦3勝と好相性の相手にまさかの黒星。それでも内藤は「今日で全勝優勝はなくなっちゃったな。でも、今年はブロック2位まで通過できるんでしょ? ま、そのルールを除いても、なんかちょっと自信になったな。コブには完敗したけどさ、いい負けだったかな。皆さまはどうか知らないよ、でも俺自身、この先に期待できる何かをこの試合で見つけることができたかな」と〝収穫あり〟を強調した。

 次戦(19日、仙台)では後藤洋央紀と激突する。「去年も同じ場所でG1クライマックス(公式戦)負けてるから、去年のリベンジをしつつ、2023年のG1クライマックス初勝利、いただきますよ」と軌道修正に自信をのぞかせていた。