新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」16日札幌大会のCブロック公式戦で、NEVER無差別級王者のデビッド・フィンレー(30)が石井智宏(47)を下し白星発進を飾った。

 バレットクラブ内の外国人選手たちによる「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」を率いるフィンレーは、序盤から石井のヒザに集中砲火を浴びせていく。さらに石井のお株を奪うようなヘッドバット、投げっぱなしパワーボムも駆使して攻め立てた。

 INTO OBLIBION(変型首砕き)を切り返されると飛び込み式ヘッドバットを浴び、スライディングラリアートで追撃されたが3カウントは許さない。延髄蹴り、ラリアートと石井の猛攻も耐え忍ぶと、垂直落下式ブレーンバスターとの切り返し合戦からPrima Nocta(スタナー)を決めて再逆転。最後はINTO OBLIBIONで貫禄勝利を収めた。

 初優勝へ好発進のフィンレーは「このブロックのなかで、俺が負けたことのある相手はいない。このG1は俺だけでなく、ウォー・ドッグスにとってもブレークするシリーズになるだろう。アレックス・コグリンなんて5年も苦しい時間を過ごしてきたから、ここで輝く資格が特にある」と、ユニットのメンバーにもエール。さらにそれを引き合いに出し「ところが俺は実はすごいお坊ちゃまだから、苦労はしていない。なのにG1の優勝候補だし、NEVER王者だし、バレットクラブ史上最高のリーダーと言われている。みんなは生活のためにG1を戦っているのかもしれないが、俺はただ人をおとしめるのが好きで楽しいから戦っているんだ。次の試合が楽しみだ」と不敵な笑みを浮かべていた。