中日が一発攻勢で11日のヤクルト戦(神宮)に5―2で勝利。チーム最多となる11号2ランを放った細川成也外野手(24)と、球団9000号を含む2本塁打の石川昂弥内野手(22)の活躍で5位・ヤクルトに0・5ゲーム差に迫った。

 試合後、細川は「僕自身は1試合必死にやっている感じなので、対投手に対してしっかり準備して入っていけたらいいかと思います。逆方向のホームランだったので、いい形だったのかな。今後もたくさん打てたらいいです」と謙虚に語ったが、実は地元メディアから熱い視線が送られている。

 打率2割9分5厘、11本塁打、48打点とチーム3冠王の活躍に「現役ドラフトで移籍後、チャンスをつかんで一気にブレークしたという物語性のある選手。みんなが応援したくなるキャラクターです」(地元テレビ局関係者)と注目度が急上昇しているのだ。

 この日、放送された名古屋の人気番組「ドデスカ!」(メ~テレ)では、ドラゴンズファン100人が選ぶ6月の月間MVP(ドデVP)に細川が選ばれたが、実はこれ、3か月連続での選出。「この企画を10年ぐらいやってますが3か月連続受賞は初めてのこと。すごいですよ」(メ~テレ関係者)と前半戦の活躍でドラゴンズファンが最も期待する選手となっている。

「細川選手は中学時代に陸上のやり投げで好成績を残していたという話や、涌井投手と一緒に食事に行くエピソードなど、深掘りしたくなる話題がたくさんあります」(地元放送関係者)というだけに、このオフには名古屋の各テレビ局から引っ張りだことなりそうだ。