陸上の女子マラソンで日本歴代8位の記録(2時間21分42秒)を持つ細田あい(27=エディオン)が〝七夕の誓い〟を立てた。

 10月15日に開催される2024年パリ五輪代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC、国立競技場発着)まで100日となった7日、都内で行われた会見に出席。この日は七夕ということもあり、短冊に「パリ五輪の切符を勝ち取る」と願いをつづった。

 前回のMGCは、当時所属していたチームの仲間を沿道で応援していたという。「自分もその舞台に立って走りたかった。次は自分が五輪の出場権を取りたいという気持ちになった」。悔しさをバネに、昨秋のロンドンマラソンで日本歴代8位の好記録をマーク。3月の東京マラソンでは2時間22分8秒で日本勢2位(全体7位)に入るなど、大一番を前に進化を続けている。

 6月の日本選手権は5000メートルに出場してスピード強化を図る方針だったものの、練習を積めていなかったことから回避を決断。それでも、7月のホクレン・ディスタンスチャレンジで実戦復帰を果たした。「レースへの緊張感だったりを味わえた。それをしっかり生かしてMGCに向けて走り込みを続けていこうと思う」と展望を語った上で「自分の夢をかなえるチャンス。練習をたくさんして、自分の力を出せるように準備を進めていきたい」と決意を新たにした。

 MGCは細田がかねて強い思いを抱いてきたレース。「コツコツやっていくことがMGCにつながる。MGCにというよりは、一日一日できることをやっていく」。浮き足立つことなく、自信を上積みしていく覚悟だ。