卓球女子の平野美宇(23=木下グループ)に中国が警戒マークを点滅させた。卓球のコンテンダー・ザグレブ(クロアチア)女子シングルス決勝で、平野は世界ランク1位の孫穎莎(中国)をゲームカウント4―3で下し、優勝した。

 孫は2019年の伊藤美誠(スターツ)に敗れて以降、約4年間海外勢に負けていなかった。平野は孫に初めて勝ち、今大会では挙げた初勝利。さらに、今大会は中国選手を3人撃破したことで、中国でも多数のメディアが取り上げた。

 中国メディア「新京報」は「孫穎莎が4年ぶりに海外勢に敗れた。パリ五輪に向け、平野美宇を監視せよ」と猛警戒。「この敗戦は、チームにとっても孫にとっても悪いことばかりではない。2024年パリ五輪の前に平野と戦い、より集中した作戦を準備することができる」とさらに対策を講じていくことを報じた。

 また、「捜狐」は「平野美宇が戻ってきた。最強の天才少女は誰だ」とのコラムを掲載。「かつての実力者、平野美宇はこの試合で復活を宣言したようだ。彼女のバックハンドに孫が棒立ちになったほど、彼女のバックハンドは向上していた」「日本の天才少女は依然として平野美宇であることが証明された」と高く評価した。

 パリ五輪代表選考で、首位の早田ひな(日本生命)を猛追する平野。し烈な五輪選考レースを展開する日本卓球界がどんどん中国にプレッシャーをかけていきそうだ。