ヤクルトは30日の広島戦(神宮)に0―8で完封負けを喫した。投打ともに振るわず、先発したサイスニードが5回8安打6失点。打線も相手先発・九里を前に、一度も得点圏に走者を進ませることができなかった。

 高津臣吾監督(54)は対戦前の28日に、広島工高の8学年後輩の広島・新井監督に対し「新井さんにやられっぱなしなので、頑張りたい。ちょっとお返ししたいと思いますね」と意気込んでいたものの大敗だった。

 試合を振り返った指揮官はサイスニードを「今日は全体的に制球できていなかったですね。真っすぐのスピードもなかったですし、変化球もストライクボールはっきりしていた」と評価。完全に抑え込まれた打線には「(九里は)明らかに球が低い。高さの出し入れをしているので、ストライク投げたりボール投げたりという。全然、打球が上がらないですし、長打にならない。いいピッチングをされましたね」と敵をたたえるほかなかった。

 この日で広島相手に7連敗。「そんなに意識しているわけではないんですけども…。どこかで止めないとね」と頭を抱えた。