反骨の男はどこへ。ノアの反体制派集団「金剛」を解散した拳王(38)が、気になる展望を語った。デビュー15周年興行となった24日の徳島大会で、自身が立ち上げたユニットの4年の歴史に終止符を打つと電撃発表。今後は孤軍奮闘を余儀なくされるのかと思いきや、早くも〝あの男〟との再合体をにおわせている。
拳王が衝撃発言を放ったのは、地元・徳島で行われたメモリアル大会だった。金剛の解散に踏み切った理由について「この前言った通り『安定望めば進化なし』ってことだ。確かに金剛をずっと続けていけば、ノアの中心にあり続けたのは間違いないだろう。だが、俺の中には今、それ以上のビジョンが1つあるんだ。ノアをトップに持っていくためのな」と説明した。
2019年5月にマサ北宮、小峠篤司、稲村愛輝と立ち上げた金剛は、メンバーの加入と離脱を繰り返しながら勢力を拡大。マット界を代表するユニットに成長した。最後に残った5人のメンバーが散り散りになることで、ひとまずマッチメークの幅は広がる。
拳王は「今まで戦うことのなかった選手とも戦うことがあるだろうし、1人になったからこそできることもあるからな。まあ、見ておけ」と不敵な笑みを浮かべた。
金剛リーダーの肩書が消えた拳王は、無所属での初戦を7月2日のドラゴンゲート神戸ワールド記念ホール大会で迎える。望月マサアキと組み、ドン・フジイ&近藤修司と対戦するが、さっそく元金剛の近藤と対峙することになる。
「1人になって、これからどこに行くか分からないからな。旅人みたいになるかもしれないよな。2日は赤いコスチュームかって? それも楽しみにしておけ。某社長のプロデュースでつくった赤いスーツも、もう使わないかもしれないな。ハーッハッハ」
ホームのノアでは、7月9日東京たま未来メッセ大会が金剛解散後初の試合となり、清宮海斗と組み、征矢学&稲葉大樹と対戦する。金剛結成前、清宮はタッグパートナーを務めた時期もある。
だが、元相棒の現状について拳王は「ものすごくおいしい材料が目の前にたくさんあるのに、うまく料理できなくてクソマズイものばかり作っているようにしか見えない」と一刀両断。その上で「だからもし、清宮が頭を下げてきたら料理の仕方を教えてやってもいいぞ。俺はクソマズイ材料でもおいしく料理できる自信があるからな」と意味深に口にした。
さらに清宮が新日本プロレス「G1クライマックス」(7月15日、札幌で開幕)に出場するため、「俺が裏から清宮を操って、G1を牛耳るのも悪くないな。ハーッハッハ!」と高笑いだ。
例え金剛がなくなろうと、この男が引き続き厄介なままということだけは間違いなさそうだ。












