ボクシングのWBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(34=志成)が25日、一夜明け会見に出席。WBC同級王者フアンフランシスコ・エストラダ(33=メキシコ)との米国決戦を最優先事項と強調した。
井岡は24日に大田区総合体育会大会で前WBA同級王者ジョシュア・フランコ(米国)を判定3―0で破り世界王者に返り咲いた。昨年大みそかの統一戦がドローに終わった因縁の相手が3キロ体重超過という、前代未聞のリマッチを制した。
体重差を跳ね返しての勝利に5階級制覇を期待する声も高まるが「今はそういったことは何も思ってないですね。まだそこまで考えるところには行きついてないです」と否定。あくまで目標は、かねて熱望してきたエストラダ戦の実現だ。
昨年まで大みそかの世界戦が恒例行事となっている井岡は「できるならやらせてもらいたいという気持ちもある半面、自分がやりたい試合を最優先にやっていきたいので。WBAとも話さないといけないし、いろんな意向があっての選択肢になってくると思うんですけど。自分としてはエストラダ選手と戦いたいのが一番の希望なので」とキッパリ。「エストラダ選手と戦うならば日本ではなく米国で試合がしたいという気持ち」と、今回に限っては日付よりも場所にこだわる姿勢を見せた。
陣営もエストラダサイドとは連絡を取っており「2~3日中に1回向こうと打ち合わせをしたい」と積極的な姿勢を見せる。井岡は「簡単な道のりではないですけど、そこを実現させることで復帰した意味だったり、見てもらう人に伝わるものがあると思うので。ただ毎試合自分が望む試合はできないですし、一つひとつクリアしていかないとそこにはたどり着かないですし」と、念願の一戦への思いを明かしていた。












