全日本プロレスの3冠ヘビー級王者として君臨する新日本プロレスの永田裕志(55)が、地元での3冠戦開催の目標を掲げた。安齊勇馬(24)とのV3戦から一夜明け、18日には自身プロデュースの千葉・佐倉大会で青柳優馬(27)からの挑戦要求を受諾。このまま防衛を続け、今秋の開催を予定する千葉・東金大会で3冠ベルトをお披露目する。
高校生だった1984年6月に初めてレスリングの試合に出場した佐倉市民体育館に3冠王者として凱旋した永田は、棚橋弘至、小島聡、マスター・ワトと組み、全日本の宮原健斗、青柳優馬、青柳亮生、安齊組と対戦した。大声援を背に全日勢の猛攻をしのぐと、亮生に高角度のバックドロップを発射。最後はナガタロックⅡからナガタロック54へと移行してギブアップを奪った。
試合後は、前夜の全日本・大田区大会で挑戦表明を受けながら、返事を保留していた優馬に対し「目の前に立った時から、次の挑戦者は青柳優馬ってインプットされてるよ。秘密兵器でもつくってかかってこい。俺は逃げも隠れもしない」とダンディーすぎる回答。7月2日の全日本後楽園ホール大会での迎撃が決定的となった。
昨年6月から全日マットに参戦し、今年2月に最高峰王座の3冠ベルトを巻いた。この日のプロデュース興行では両団体の対抗戦を実現させた永田は「3冠取って、V3やって、自らの手で新日本のリングに彼ら(全日本勢)を上げた。全日本は僕に感謝してもしきれないんじゃないですか? へっへへ。ただ(全日本の会場を)超満員にできないのだけは悔しいけどね。もっと盛り上げていかなきゃいけない使命はありますよ」と胸を張る。
外敵王者として敵地での防衛ロードが続くのは必然だが、永田は長期政権を築くことを条件に〝ホームリング〟での3冠戦も視野に入れる。「新日本のリングに全日本の選手が上がる機会がなかなかない中で、永田興行にはこれだけ出てるわけで。(新日本の)本興行ではどうか分からないけど、自主興行の中で3冠戦というのは将来的には、もしかしたら…」と青写真を明かした。
今秋には地元・東金での興行が予定されており、ベルトを持ち続ければ3冠戦開催の計画が浮上する。「これだけ防衛して全日本に貢献してるんだから、やらせてよって(ベルトを管轄する)PWFにお願いしてね。ドリー・ファンク(ジュニア会長)さんは何て言うか分からないけど、(タイトルマッチ認定証を)代読している大隅(良雄)社長に言うのもありかなと」。こよなく愛する東金の地でタイトルマッチを実現できるのか。












