卓球の全日本女王・早田ひな(22=日本生命)は、ライバル対決を通じて大きな刺激を受けた。
2024年パリ五輪選考ポイント対象大会・Tリーグ個人戦「NOJIMA CUP」最終日(18日、東洋大赤羽台キャンパス)では、準決勝で伊藤美誠(22=スターツ)に3―4で敗れるも、3位決定戦で大藤沙月(19=ミキハウス)に4―1で勝利して3位を死守。「世界選手権が終わってからやってきたことが出せた部分もあったけど、出せない部分もあった」と冷静に振り返った。
頂点には届かなかったが、伊藤との激闘で多くの学びを得た。「私のボールを取り慣れているので、こんなにもラリーが続くのかと。お互いにいろんな回転を混ぜながらラリーをしていた。なので全てのボールに神経を研ぎ澄まさないと一本が取れない」。世界の舞台で豊富な実績を残してきた伊藤のスゴさを再認識したからこそ、自らの課題も垣間見えた。
早田、伊藤がともに見据えるのは打倒中国勢。だからこそ、早田は「伊藤選手は実力がある分、うまさもある。そこが対中国人選手に対しても通用する部分」と分析した上で「いずれは超えたい選手なので、そこは模索しながら、考えながらやって、いつかは超えられるように頑張りたい」と決意を新たにした。
早田にとって伊藤は難敵の1人。「私とやるときは基本強い。逆に言うと、みんなどうやって勝っているんだろうと思うくらい波長が合う」と苦笑いを浮かべつつも「それはどうしようもない。相性もあるので、私の場合はたまたまでは勝てない。実力で超えるしかない」と迷いなく言い切った。
パリ五輪までは残り約1年1か月。今後も切磋琢磨しながら、さらなる進化を目指す。












