不振脱出のきっかけにする。広島のライアン・マクブルーム内野手(31)が11日に一軍出場選手登録を抹消された。来日2年目の今年はここまで54試合に出場。しかし、打率2割1分5厘、5本塁打、27打点と打撃不振に苦しんでいた。

 新井監督は「(ロッテ戦の)打席内での反応の仕方や内容を見ると(マクブルームが)心身ともに疲れてると思った。1回リフレッシュして、リセットしてファームの試合に出て、状態を上げてくれと伝えた」と話している。

 来日1年目の昨年は128試合に出場。そのうち113試合で4番を務め、打率2割7分2厘、17本塁打、74打点の成績を残した。今年はさらなる飛躍を期待され開幕から4番も務めたが、思うような結果にはつながっていない。

 マクブルームは昨年と今年の違いを「わからない」とした上で「今、答えを探している」と苦悩をのぞかせていた。そんな助っ人を指導する迎打撃コーチは「まじめすぎる性格」が今年は悪い方向に作用した可能性があるという。

 同コーチはマクブルームがまじめゆえに打席内ですべての球に対応したいという思いが今年はより強くなっているのではと分析する。迎コーチは「ほんとにどれ(どの球)でも打つっていう感じの(打席での)入りなので」と話した。

 これには新井監督も「(自分の)打てる範囲内の甘い球をどんどん攻めて、仕掛けていこうよと言った」と打席での〝割り切り〟のアドバイスをしていたという。チームから離れる際に「また戻って来るよ」と話していたマクブルーム。復調への道のりは平坦ではないものの、リフレッシュで吹っ切れるか。