中日・高橋宏斗投手(20)が7―0で勝った13日のロッテ戦(バンテリン)で、プロ初完投初完封。4月6日のヤクルト戦以来となる2勝目を挙げ「ここまで勝ち星がついてなかったのはきつかったですし、そこまでの投手だと自分自身も理解していた。まだ2勝目ですけど、巻き返せると思う。勝ち星がついたことで、いい流れに乗れるように頑張りたい」と逆襲を誓った。
ここまでリーグワーストの6敗を喫しているが、70奪三振はリーグトップ。防御率2・10はリーグ4位と、3年目のシーズンで着実な成長を見せている。
そんな高橋宏にとってプロでの大きな刺激となっているのが、中京大中京時代のチームメイトだった巨人・中山礼都内野手(20)の存在だ。同校の高橋源一郎監督によれば「高校時代、野手の中心が(中山)礼都で投手の中心が(高橋)宏斗でした。上のレベルでやりたいという気持ちを持っていた2人は互いに認め合っていました」という。
高橋宏は4月15日の巨人戦で中山に先制打を許し、今季初黒星。2度目の対戦となった5月7日の同カードでは高橋宏が中山を3打数無安打に抑えたが「何とか今日は抑えられましたが、状態のいい打者として自分の中でも認識してますし、かなり意識するところはありました」と語っている。3度目の対戦(5月21日)では中山が高橋宏から2安打を放つなど、2人の間では熱い火花を散らす戦いが繰り広げられてきた。
「WBCでの宏斗の活躍が、礼都にとっても刺激にもなっている。2人のいいライバル関係が、お互いの成長につながっていくんじゃないかと思います。これからも切磋琢磨していってほしいですね」(高橋監督)
リーグ戦再開後、中日と巨人の対戦はまだ13試合残っている。高橋宏がライバル相手にどんな投球を見せるのか、注目だ。












