また届かなかった。広島・黒原拓未投手(23)が11日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発も4回1/3を投げ、6安打5失点でKOされた。5月26日のヤクルト戦でプロ初先発を果たした黒原は、先発2戦目にプロ初黒星を喫した。

 2回まで走者を出しながらも粘って投げていた。ところが3回先頭・藤原、岡の連打と四球などで一死満塁のピンチを招くと、4番・山口に2球目の速球をとらえられて左翼スタンドへと運ばれた。満塁弾で先制を許し、黒原は肩を落とした。

「序盤は走者が出ても冷静というか、コースにしっかり投げていけた」と振り返った黒原。そして「ピンチの時にもコースを間違えずに投げ切れる技術も必要だと思うので、そういう球の確率を高くできるようにするしかない」と厳しい表情だった。

 次戦以降に向けては「しっかり自分の武器になる変化球を投げ切れるようにしておきたい」と話した。新井監督は「先発して間もない。抑えても打たれても彼の場合は勉強。肥やしにして成長してほしい」と期待を寄せた。