体調不良で戦列を離れていたソフトバンクの今宮健太内野手(31)が6日のDeNA戦(ペイペイ)から一軍復帰する。発熱などの症状で5月27日に特例2023の対象選手として出場選手登録を抹消され、4日の二軍・DeNA戦(宇部)で実戦復帰。試合がなく、全体練習もなかった5日はペイペイドームを訪れて精力的に汗を流した。
内野の要にして選手会長。チームとしても離脱は痛手だったが、その間に今後につながる〝気づき〟があったようだ。49試合を消化して首位オリックスと2ゲーム差の3位ながら安定感を欠く戦いが続く一軍の情勢を見守る中で「(開幕から)ずっと一緒ですけど、なかなか波に乗れない戦いが続いている。いけるところでいけない…チグハグな感じがある」ことを実感したという。
自身が不在の間に遊撃を守っていた同郷・大分の後輩でもある川瀬の奮闘ぶりにも「いろんな厳しい、苦しい場面でチームを救っていた。ショートをできる人間がいない中で一生懸命やってくれた分、ああいう姿を見てチームが盛り上がったことは間違いない。しっかり引き継いでやっていきたい」と感じるところはあった。川瀬は4日の広島戦(マツダ)で左ヒザを負傷して登録抹消。その無念を受け止めつつ、後輩の「姿勢」をヒントに浮上の機運を高めるつもりだ。
今宮は「僕ができることは、たかが知れている」と言いつつ「僕が前半戦まともに仕事ができなかった分、クリ(栗原)とかコンちゃん(近藤)、ギーさん(柳田)に負担をかけた。その逆の立場になれるようにやっていけたら理想」と力を込める。
波に乗れないチームを落ち着かせるには、主力の安定したパフォーマンスが不可欠。チームリーダーは離脱期間をターニングポイントにして、巻き返しの原動力となる。












