陸上女子マラソンの加世田梨花(24=ダイハツ)は、覚悟を胸に〝2つ〟の大一番へ臨む。

 世界選手権(8月、ハンガリー・ブダペスト)の代表に内定している加世田は、5日に大阪市内で行われた会見に出席。「日本代表のウエアを着用して、改めて日の丸を背負って世界と戦うんだとワクワクしている。日本代表の責任感を持って挑戦していきたい」と抱負を述べた。

 世界選手権後には、2024パリ五輪代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC=10月15日)にも出場予定。短いスパンでの戦いとなるが「MGCが近い中で世界選手権を走ると決めたのは、世界に挑戦できるチャンスをいただけたので、挑戦してみたいなと思った」。その上で「世界に挑戦することによって、新たな自分、成長した自分になれるんじゃないかなと思っている。MGCで戦うメリットや、その後のパリ五輪を見据えた時にも必ずプラスになると思った」と説明した。

 4日の日本選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)5000メートルでは、15分21秒72をマークして2位。「短期間の中でスピード強化できたことは自信になっている。少し悔しいけど、いい手応えだった」と調整は順調そのもの。MGCに向けて、まずは世界選手権に照準を合わせていく。