得意の球場を利して勝利をつかみ取った。中日・涌井秀章投手(36)が31日のソフトバンク戦(ペイペイ)に今季9度目の先発。7回3安打1失点、9奪三振の好投を見せ、4月26日の広島戦(マツダ)以来、約1か月ぶりの今季2勝目をマークした。

 尻上がりに調子を上げた。初回は先頭の中村晃に二塁打を許し、3番・近藤の安打で一死一、三塁のピンチを招くと、柳田の犠飛で先制点を奪われた。しかし、2回以降は前日30日に13得点した鷹打線に安打を許さず、スコアボードに「0」を並べ続けた。7回に先頭の柳田に二塁打されたが、3回から6回まではパーフェクト投球を見せつけた。

 前回24日の広島戦(マツダ)では今季最短の3回7安打6失点KO。すぐに雪辱を果たして「苦しい投球にならないようにコースを狙わずにストライクゾーンでもう1回勝負しようと。今日はシンカーもチェンジアップも良かったので奥行きを使った投球ができた」と納得の表情。

 西武、ロッテ、楽天と在籍してきた19年目右腕は、これでペイペイドームでは12勝目となり「昔からここで投げると調子が良くなるというのがあった。結果論ですけど、初回に点を取られて、その後、良くなっていったので。これを次の登板でしっかり続けられればいい」と手応えを口にした。