巨人・阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(44)が20日の中日戦(東京ドーム)で、プロ初となる満塁本塁打を放った大城卓三捕手(30)に賛辞を送った。

 元祖・打てる捕手が最も評価したのは、意外にもグランドスラムではなかった。阿部ヘッドは「もちろん満塁ホームランも素晴らしかったけど」と前置きした上で「あの走塁の姿勢を見せればチームは盛り上がる。今日はそこを一番評価しています」と話した。

 指摘したのは2回の攻撃の場面。一死から右前打で出塁した大城卓は、次打者・秋広が放った一二塁間を破る右前打で、打球判断良く一気に三塁を陥れた。積極的な走塁で一、三塁とチャンスを広げ、直後の先制点につながっていた。

 阿部ヘッドは「初めて見たんじゃないかと思うほど、打って守って走って最高でした。これだけの存在感を出せる選手。明日以降も続けてほしいですね」と継続を求めつつ、さらなる成長を願っていた。