岡田彰布監督(65)率いる阪神は20勝13敗1分けの貯金7と好調を持続。首位攻防をかけた前週末の対DeNA3連戦(甲子園)では会心のスイープを決め、ついに単独首位に躍り出ることとなった。

 昨季までのチームの慢性的な課題だった守備難は新指揮官の手腕もあり劇的に改善。中野&木浪による新二遊間が内野のセンターラインを引き締めていることが接戦での勝負強さに直結しており、複数のチーム関係者、OBも「失策数だけでなく〝記録に残らないミス〟も大きく減った。併殺やランダウンプレーの精度も上がっている」と声をそろえる。

 もう一人、堅実なフィールディングで虎の内野守備を力強く下支えしているのが大山悠輔内野手(28)だ。昨季まではチームの方針もあり、一塁、三塁、左翼とさまざまなポジションを転々としてきたが、今季からは岡田監督の意向もあり、守備位置は一塁に固定。巧みな捕球能力や打球反応の良さは、チーム内からも高く評価されている。

 遊撃手・木浪は「本当に助かりますよね。ハンドリングがいいので低めに一塁送球しても捕ってくれるので。こちらとしても思い切りよく一塁へ送球できます」。二塁手・中野も「下のほうに投げてもカバーしてくれるという安心感は大きい」と語る。藤本内野守備走塁コーチも「『動ける一塁手』だからね。ベースカバー、投内連係など、見えない部分の貢献も本当に大きい」と背番号3へ全幅の信頼を示している。

 打撃面でも開幕から全34試合に出場し、打率3割7厘、21打点、3本塁打と好調を持続。得点圏打率も3割2分3厘。勝負強さが際立つ打撃で4番としての責務を存分に全うしている。

 寡黙ながらもたくましい背中でチームを支える大黒柱。そらもうオマエ、頼もしいわ~。