WWEでイヨ・スカイ(紫雷イオ)の所属するユニット「ダメージCTRL」が、タイトルマッチで連敗を喫した。

 昨年7月から始動したベイリー、イヨ、ダコタ・カイの〝悪のトリオ〟は、イヨ&ダコタでWWE女子タッグ王座を2度奪い、WWEの女子戦線を席けんしてきた。ところがタッグベルトを失うと、勢いは失速。6日の「バックラッシュ」では、イヨがロウ女子王者ビアンカ・ベレアに大激闘の末に敗れ、王座を逃していた。

 そうした中、今週のSD(テネシー州ノックスビル)では、ベイリー&ダコタでリブ・モーガン&ラケル・ロドリゲスの持つWWE女子タッグ王座に挑戦した。ベイリーは試合直前のインタビューで、自身とWWEユニバーサル王者ローマン・レインズは「リーダー」として似ていると強調。イヨに向かって、「バックラッシュ」での敗戦の責任は自分にあると言った。その上で、イヨに王座戦を押しつけたが、イヨはその準備ができていなかったのかもしれない…などと話すと、イヨの顔つきが変わった。

 王座戦は一進一退の攻防となったが、ダメージCTRLはベイリーがリブをパワーボムの体勢で持ち上げたところに、ダコタがコーナーからダブルニーを打ち込む合体攻撃。驚異の一撃でリブをダウンさせた。ここで、ベイリーはセコンドに就いていたイヨに、王者組のベルトを持ってくるように指示した。

 ベルトを使った卑劣な攻撃に出ようというのだが…。イヨは慌ててベルトを持ってエプロンに上がると、場外からラケルがベルトを奪い取ってこれを阻止。すかさず、息を吹き返したリブが、ベイリーをエプロンのイヨに叩きつけた。そのまま、後方回転エビ固めでベイリーを丸め込んで3カウントを奪った。

 策略が裏目に出て、ベルト奪取に失敗したベイリーはリング上でぼうぜん。イヨも場外で両手を広げて、困惑の表情だった。ダメージCTRLとしてはシングル、タッグの王座戦で痛恨の連敗。復権のチャンスを逃した悪のユニットは、果たしてどうなるのか?