巨人の守護神・大勢投手(23)が13日の広島戦(東京ドーム)で、2試合連続でセーブに失敗した。

 2―1の9回から3番手として登板すると、先頭打者の野間に四球を与え、盗塁と送りバントを決められて一死三塁。代打・松山の内野ゴロの間に生還を許し、12日の同戦に続いてリードを守れなかった。大勢は3月のWBCにも出場し、侍ジャパンの世界一奪還にも貢献。早めの調整、そして世界の大舞台で戦い抜いた疲労…さまざまな要因が考えられそうだ。しかし、原辰徳監督(64)はこう断言した。

「よくそういう言葉で形容される投手、選手は聞きますね。しかし、大勢はそうではないというふうにわれわれは信じたい。そうであるならば、私に直接言ってくるでしょうし。そこはありません。今はありません。だから私も疑うことはありません」

 入団1年目の昨季は新人最多のセーブ記録に並び、いきなり新人王を獲得。マウンドでも物おじしない姿は変わらないが、今季が2年目だ。指揮官は「若い選手ですので、やっぱり日々向上。そういう中で今日はノーヒットで1点奪われたということに関しては反省するところ。明日につなげるというところは言いたいですね」と求めた。

 原監督の信頼は揺らがないものの、大勢までグラつけば勝利の方程式はますます不透明になるだけに、背番号15の復調が待たれる。