カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(25)は12日(日本時間13日)に敵地ボストンでのレッドソックス戦に「8番・右翼」で先発出場し、2本の適時打を放ち、3打数2安打2打点、1四球、1盗塁、1得点だった。打率3割2厘。チームは8―6で逆転勝ちした。

 ヌートバーがチームを逆転勝ちに導いた。1本目は4―4の6回二死三塁だ。マウンドは3番手の右腕ブライアー。カウント2―1からの4球目、87・7マイル(約141・1キロ)のほぼ真ん中のシンカーを逆方向へ。左翼線へ上がった飛球はライン際にポトリと落ちた。左翼手の吉田が処理する間に二塁へ到達した。一時勝ち越しの適時二塁打だ。
 
 2本目は5―6の9回無死一塁。一走が二盗に成功して一打同点のチャンスだ。5番手の守護神ジャンセンがカウント1―2から投じた96マイル(約154・5キロ)のカッターを強打。痛烈なライナーは中前へ抜けた。土壇場での価値ある同点適時打だ。打率は3割を超えた。代打ゴーマンの初球に二盗に成功。今季5個目だ。さらに悪送球で三塁へ進みプレッシャーをかけるとゴーマンが右翼に勝ち越し2ラン。そのまま逃げ切った。

 先発の左腕パクストンと対戦した2回二死無走者は四球。4回二死無走者は見逃し三振だった。

 試合前に侍ジャパンの同僚、吉田と再会。4回に吉田の右飛を捕球し、5回に右翼線二塁打を処理。逆に6回は適時二塁打を放った。3日(同4日)にエンゼルスの大谷翔平(28)に3打席連続空振り三振を喫した後、打撃フォームを微調整。右足を上げずにすり足でタイミングを取るようにしたところ、4日(同5日)から30打数14安打、1本塁打、7打点、6四球、3盗塁。打率は2割1分4厘から3割2厘、出塁率は3割8分9厘から4割4分4厘に急上昇。鈴木誠也(28)と対面した8日(同9日)からのカブス3連戦は9打数2安打だったが、4四球を選び3得点と役割は果たした。チームは2勝1敗と勝ち越した。

 侍ジャパンと再会するたびに力をもらっているヌートバー。今後も楽しみだ。