【米マサチューセッツ州ボストン12日(日本時間13日)発】カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(25)は敵地でのレッドソックス戦前の練習中に吉田正尚外野手(29)と再会した。試合前のレッドソックスのフリー打撃中に三塁側ベンチ前で待機していたヌートバーは、吉田が打ち終えたタイミングを見計らいケージへ。吉田の姿を確認すると、帽子をとってあいさつして握手、さらにハグして、世界一に輝いた3月のWBC以来の再会を喜んだ。
吉田も「3月に一緒に戦ったからこそ」の再会を心待ちにしていたが、早速、ヌートバーから打撃のメカニックスに関する質問を受けたようで、「肩が入りすぎていたんだよね」と、実際に身体を動かしながら修正した動きについて説明。その後は和やかに会話した。
吉田がヌートバーを「エネルギッシュで明るい。アグレッシブな選手」と称したのに対し、ヌートバーは「大人しいタイプ」と評するとこう続けた。
「でも、ディナーにも行ったし、(WBC期間中に)彼のことを色々と知ることが出来て良かった。頭がよくて、とてもスペシャルな選手。それに(メジャーの舞台で)試合ができるなんて最高だ」
さらにヌートバーは「この数週間、シアトルでイチロー、地元のLA、サンフランシスコに行って、(大谷)翔平がセントルイスに来て、(鈴木)誠也がシカゴにいて、そしてマサとはここボストンで会えて」と〝ヒーロー〟との初対面、侍メンバーとの再会を楽しんでいることを明かした。
そして「僕から(年下なので)向こうへ(挨拶に)行かなくてはならないんだ」と笑った。この日本流の慣例といえる年功序列については「気に入っている。自分より年齢が上の人に対するリスペクトをもつことは、(メジャーの)クラブハウスでもいいこと」と語った。
そんなヌートバーに日本流を叩き込んだのは母・久美子さん。ヌートバー少年は「野球の全てを教えられた」と振り返る。元ソフトボール選手の母は「間違いなく、日本のオールドスクール(の厳しいコーチ)だったね。ナイスだったが、簡単ではなかった」と笑顔で明かした。










