ソフトバンクが執念でルーズベルトゲームを制した。4日のオリックス戦(ペイペイドーム)は延長11回の末、8―7でサヨナラ勝ち。連敗を4で止めて貯金を再び1とした。
敗れれば借金生活に突入する危機だったが、最後は劇的な幕切れで白星をつかんだ。7―7のタイスコアで迎えた延長11回裏に相手守護神・平野の代わりばなを攻め、先頭の近藤が四球を選び、続く柳田も中前打でつないで25試合連続出塁。無死一、二塁から栗原陵矢外野手(26)がやや高めに浮いた外角直球をとらえ、中越えのサヨナラ打で試合を決めた。
グラウンド上で歓喜の輪ができ上がり、手荒い祝福を受けた鷹の背番号24。2点を先制された直後の初回二死二、三塁の第1打席でも左翼へ同点適時打を放つなど随所でチームを救い、3安打3打点の大暴れだった。
試合後のヒーローインタビューでは決勝打について「バントかなとも思ったが『打て』のサインだったので、思い切っていこうと思った」とコメント。「昨日、一昨日とすごい、ふがいない試合をしてしまったし、何とか今日勝てて良かった」とも述べ、表情を引き締め直した。
その言葉が物語るように、この日も苦しい展開を強いられた。先発の和田は2―2の3回に中川圭の勝ち越しソロを献上し、4回で降板。その裏に近藤が逆転3号3ランを右翼席へ叩き込んで流れを引き寄せたかと思われたが、6回に松本祐が2本の適時打とセーフティースクイズで今季初の自責点となる3失点を喫し、再び引っくり返された。
8回にも6番手・嘉弥真が失点。だが2点を追う8回裏にリードオフマンの中村晃が鷹党の待つ右翼席へ起死回生の同点2ランを放り込み、その後のサヨナラ勝ちを呼び込む形となった。
悪い流れを断ち切ったチームは3位に浮上し、首位オリックスと2ゲーム差。再び上昇気流に乗りたいところだ。












