ヤクルト・山田哲人内野手(30)が28日の阪神戦(神宮)に3番・二塁手としてスタメン出場を果たした。4打数1安打と久々の出塁も見せたが、チームは0―4と零封負けを喫した。
山田は6回先頭でこの日の3打席目に立つと、2番手・石井の2球目を捉え、左安打を放った。しかし、続く村上が三振。5番・サンタナが併殺打を放つなど、点にはつながらなかった。とはいえ、山田の復帰、出塁はチームにとって好材料だ。
久しぶりの出場に「ゲームちょっと離れていて、ボールとか見えないのかなとか、若干の不安はあった」と明かしたが「全くそんなことなく、むしろ結構見えていた。何の違和感もなくスムーズに入れたと思います」と状態の良さをアピールした。
もちろん山田の復帰に期待されるのは打撃奮起のきっかけだけでない。主将として、精神的支柱も担う。連敗中のチームに「もう切り替えるしかない。結果がすべての世界ですけど、やっぱり気持ちも大事かなと。みんな勝ちたいという思いを持ってやっているのは変わりないので。そういう気持ちを持っていれば、いい方向に行くんじゃないかなと思います」と語り、2019年の〝悪夢〟を振り返った。
「16連敗した時とか(勝ちたいという)心がなかったなというのは、一緒にプレーしていて思っています。そこと今は違うなと思うので。いずれ上がってくると信じてやるしかない」
昨季リーグ連覇を果たしたチームだけに、地力があるのは間違いない。主将として仲間への信頼を口にし、顔を上げた。












