思わぬ誤算が歴史的大敗につながった。巨人が27日の阪神戦(甲子園)に0―15で大敗し連勝が3でストップ。先発した山崎伊織投手(24)が3回途中8失点KOとなるなど〝投壊〟した。

 今季初登板初先発となった19日の前回登板・DeNA戦(佐賀)で7回1失点の好投を見せて白星を挙げた山崎伊。勢いそのままに2勝目を目指してマウンドの上がったが、この日は精彩を欠いた。

 初回こそ打者3人で終わらせたものの、2回には坂本に先制適時打、木浪に犠飛を許し2失点。修正も間に合わず、3回には先頭の近本にソロを被弾すると、そこから2本の安打と死球で無死満塁の大ピンチを招いた。なんとか踏ん張りたいところだったが、佐藤輝に適時内野安打、井上に2点適時二塁打。続く坂本を投ゴロに抑えたところで、原監督は2番手・代木への後退を告げ、バッテリーを組んだ大城ともどもベンチへと下がった。

 その後代木が木浪と近本に適時打を放たれ、結局この回だけで一挙6失点と大炎上。山崎伊は「早くマウンドを降りることになって悔しい。中継ぎ陣に申し訳ない気持ちです」とうなだれた。

 その後の救援陣も粘れず…。緊急登板となった2番手・代木は2回2/3を投げて無失点と役割を果たしたものの、3番手・鍵谷は大山にソロを被弾し1失点、4番手・今村は井上の適時打などから6失点と大炎上。計15失点は阪神戦で史上ワーストの記録となった。

 これには原監督も「(序盤の失点が苦しかった?)その表現でいいのかな?てくらいだよね。結果的にこういうゲームになったわけですから。それぞれが反省、対策、というところをね。考えなければいけないね」と先発右腕に苦言。阿部ヘッドコーチも「二度とこのような試合はあってはならない」と厳しい表情を浮かべた。

 翌日から本拠地に戻り広島との3連戦。指揮官は「非常にいいリズムになってきてるわけでね。今日はこういうゲームになりましたけれどもね。流れというものはね、持った形で戦うという事ですね」と既に気持ちを切り替え前を向いた。