谷公一国家公安委員長の発言が話題だ。谷氏は25日に自民党議員のパーティーに出席。岸田文雄首相に対して15日に爆発物を投げられる事件が起きた日のことを振り返ったが、発言内容が物議を醸している。

 谷氏は事件当時、兼務している防災担当相の仕事として南海トラフ地震に関連する視察で高知県にいた。複数の報道によると同パーティーでその時を振り返り、「おいしいうな丼を食べられると楽しみにしていた。これから食べようという時に、警察庁から電話があった」と語った。その上で「そういうことがありましたけども、うな丼はしっかり食べさせていただきました」と付け加えたという。

 この発言に野党は反発。共同通信によると、立憲民主党の大串博志選対委員長は「発言は極めて無責任だ。閣僚として資質があるのか疑問だ」、共産党の小池晃書記局長は「ゆゆしき言動だ。職責に対する緊張感のかけらもなく、岸田政権の緩みが表れている」とそれぞれ厳しく指摘している。

 SNSでもさまざまな意見が飛び交っている。「何が悪いのかよくわからん」「一大事とはならないと知ったからでは」と問題視しない書き込みもあるが、「つまらないこと言わなきゃいいのに」「さすがに緊張感なさすぎるだろう」「こりゃダメだ。サミット大丈夫か」と脱力感も漂っていた。

 谷氏が食べたのは四万十のうな丼だったという。四万十川といえばうなぎが有名。我慢できないのは分かるが、言わなくてもいいエピソードだったかもしれない。