デスマッチ&ハードコアユニット「プロミネンス」の鈴季すず(20)が、同ユニット脱退を電撃発表した。

 24日のプロミネンス初の後楽園ホール大会で「鈴季すずデスマッチ10番勝負」の最終戦が行われ、〝カリスマ〟ことフリーダムズの葛西純と蛍光灯デスマッチで対戦した。

 序盤からカリスマの頭を容赦なく蛍光灯でぶん殴り、エルボーで襲いかかる。だが、葛西を崩せずに、逆に竹串を額に刺され悶絶した。得意のテキーラショットを蛍光灯の上で炸裂させて一矢を報いるも、最後はパールハーバースプラッシュからのクロスアーム式スティミュレイション(変型脳天杭打ち)で3カウントを献上した。

 試合後、血だらけの鈴季は葛西からミニブーケを受け取り「葛西純、強すぎる! 人間界のカリスマだ!」と絶叫。悔し気な表情を浮かべながら「10番勝負は終わり。勝てなかったけど、ありがとうございました。大好きなデスマッチで勝って皆さんに伝えようと思っていたことがあります」と切り出し、「鈴季すず、今日でプロミネンスを脱退します。でも、悲しまないで! これは自分がプロレス界の顔になるための決断です!」と力強く語った。

 会場が騒然とする中、鈴季は「でも、デスマッチをやめるとは言いません。これからも鈴季すずについてきてください。今までも、これからもありがとうございました」と語り、号泣。リーダーの世羅りさから大きな花束を受け取った。

世羅りさ(左)から花束を渡され、涙する鈴季
世羅りさ(左)から花束を渡され、涙する鈴季

 2018年12月にアイスリボンでデビューを果たし、団体のシングル王座を獲得するなど中心選手として活躍。だが、21年12月に世羅、柊くるみ、夏実もち、藤田あかねとともに退団し「プロミネンス」を結成した。

 昨年からはアイスリボン時代の先輩ジュリアを追いかけ、スターダムのリングに参戦。12月には世羅、柊とアーティスト王座を戴冠した。今年2月には当時の王者ジュリアとのワールド王座戦が実現。敗れはしたものの、スターダムファンに強烈なインパクトを残した。

 前夜のスターダム横浜アリーナ大会ではアーティスト王座から陥落し、試合後の鈴季は「これからもスターダムのリングに上がってスターダムで天下を取ってやる」と口にしていた。

 この日のバックステージで今後についての明言は避けたが、スターダムマットを中心に活動することが有力視される。