女子プロレス「スターダム」の〝妖精〟なつぽい(27)が、かつてのパートナー・安納サオリ(32)へのライバル心を再燃させている。
23日の横浜アリーナ大会ではKAIRI、安納と組み、「プロミネンス」の世羅りさ&鈴季すず&柊くるみが持つアーティスト王座に挑戦する。
6年3か月ぶりにスターダムマットに帰還した安納は、同じ2015年5月31日にデビューした同期。前所属団体のアクトレスガールズではタッグを組み、ともに団体をけん引した。「2人でタッグのベルトを巻きたい思いはありました」と当時を振り返る。
団体内の人気は常に1、2を争ったが、シングルでは一度も勝つことができなかった。「同期なのにデビューしてすぐサオリはトップだったまなせ(ゆうな)さんと組んで、私はそれを追いかける存在だった。サオリを抜かしたい気持ちが強かった。絶対に負けたくないライバルでしたね」
なつぽいは18年に、安納は19年にアクトレスガールズを退団。別々の道を進むことになっても、常に意識する相手だった。そのため、約5年ぶりの再会を喜ぶと同時に複雑な心境も抱く。「どの団体にいても自分自身を発揮して、注目を浴びられるってすごいと思う」と認めつつ「だからスターダムにはあまり来てほしくない存在でもありました」と本音を吐露した。
横浜決戦に向け、15日の代々木大会では新たな動きもあった。なつぽいが所属する「コズミック・エンジェルズ(コズエン)」から白川未奈と月山和香が脱退。〝救世主〟として安納が電撃加入したのだ。
同じユニットに所属することになった、なつぽいは「まさかでした。コズエンがあの状況になってしまって、私自身、自分のふがいなさも感じていたところだったので、何だかサオリが光のように見えました。今の気持ちは、心置きなく全力でアーティストに臨めるなって気持ちに改めることができました」と歓迎しつつ、引き立て役だけになるつもりはない。
「サオリがコズエンを支えるって言ってくれたみたいに、私もサオリの再出発を全力で支えたいし、その上で絶対にアーティストのベルトを取りたいと思っています」
闘争心が宿った白い妖精が、個性あふれるトリオの主役を奪う。













