フィギュアスケートのペアで日本勢初の同一シーズンでの主要大会全制覇「年間グランドスラム」を達成した〝りくりゅう〟こと三浦璃来(21)、木原龍一(30=ともに木下グループ)組は、早くも来季を見据えている。

 16日に東京体育館で行われた世界国別対抗戦のエキシビションでは〝大トリ〟で登場。「I Lived」に合わせ、鮮やかなリフトなどを披露した。アンコールではSP曲「You’ll Never Walk Alone」を熱演し、会場からは大歓声が沸き起こった。

 今季は昨年7月のアイスショーで三浦が左肩を脱臼し、約2か月間一緒に練習することができなかったが「たくさん練習できないけど、量より質を本当に大事にして練習してきた」。ケガの状態を考えながら練習を積む日々を過ごしながらも「前回大会(世界選手権)と(世界国別対抗戦)2回連続でショートプログラム(SP)80点で、フリーではシーズンベスト(143・69点)を出すことができた。内容はあれだったけど、結果的にはすごく満足している。この成長が来シーズンにもつながるかなと思う」と大きな収穫を得た。

 木原によると、来季は〝イメチェン〟を図っていく方針。詳細については「僕もまだ分からない」と笑い飛ばしつつ「シーズンオフにしっかり(三浦の)肩のチェックをして、どれくらい強度を上げていいのかを医者と話したい」ときっぱり。その上で「技ももちろんまだまだ上位の選手には劣る部分が多いが、技のつなぎであるフリーレッグや表現力であったり、細かなところ。ここからの点数の伸ばし方が必要になってくる」と現状を分析した。

 ついにフリーでの150点台も現実味を帯びてきた。果たして来季はどんな〝りくりゅう〟が見られるのだろうか。