巨人は15日の中日戦(バンテリン)に6―2で競り勝ち、連敗を3で止めるとともに一夜にして最下位から脱出した。
8回終了時までは3―2でリードはわずか1点。ブルペンでは守護神・大勢と田中豊が準備していた中、9回の攻撃で一気に試合が動いた。相手の2失策に乗じて1点を加え、主砲・岡本和が中堅フェンス直撃の2点適時二塁打でリードを一気に4点に広げた。
そして、セーブシチュエーションではなくなった9回に登板したのは大勢。右腕は打者3人から2三振を奪い、完全投球で試合を終わらせた。
試合後、原辰徳監督(64)に大勢をマウンドに送った理由を聞くと「登板できる機会がなかなか少なかったというね。まだ今日で3試合目じゃないかな。そういうものももちろんありましたし、月曜日はまたゲームがないわけだしね」と説明した。
指揮官が話した通り、大勢はこの日の登板が3試合目。セーブは開幕3戦目(2日、中日戦=東京ドーム)に挙げて以降、チームが最長5連敗を喫するなど登板機会に恵まれなかった。直近で登板したのも12日の阪神戦(東京ドーム)以来。それだけに、〝調整〟や今後の日程も加味しての登板だったようだ。
ただ、原監督は一連のやり取りに何か引っかかったようで「4点差だからと言って何なのさ。3点差なら出すだろ、4点差だったら違うんじゃないの?って言っているんでしょ!?」とまさかの〝深読み〟…。そんなつもりは微塵もなかったが、最後も「4点差、何なのさ~」と報道陣の笑いを誘って、笑顔で球場を後にした。












