西武・今井達也投手(24)が13日のロッテ戦(大宮)で9回138球を投げ切り2安打11奪三振の完封勝利で今季2勝目を挙げた。

 9回二死一、二塁で5番・ポランコへ投じた147キロが一塁へ舞い上がり、強風の中、平沼がこれを無事キャッチしたの見届けて今井は右手を高々と振り上げガッツポーズ。138球の熱投を支えた女房役の柘植と抱き合い2―0の勝利の喜びを分かち合った。

 8回一死まで続けていたノーヒットノーランはならなかった。

 しかし、今井は安田に初安打を許した直後もその集中を切らすことなく続く大下をカーブで、平沢を内角ストレートでそれぞれ見逃し三振。大記録から迷うことなく2―0でこの試合を勝ち切ることに意識を切り替えていた。

 結果、自身2021年9月11日、オリックス戦以来、3度目の完封勝利を達成した。

 試合後、今井は「中8日空いて明日は移動ゲームですし、中継ぎの投手を休ませる意味でも1イニングでの長く投げることを意識していた。柘植さんを信じて投げただけ。助けられました。(味方が)何点取ってもゼロが続いていたので行けるところまでと思っていた。何とか完封できてよかったです」とパ・リーグ完封一番乗りとなった138球を振り返った。

 ノーヒットノーランについては「打たれていないなと思っていたんで、いつ打たれるのかなと思って投げていました」と特別意識はなかったという。

「初回から変化球も真っすぐもバランスよく投げれていたので、そこがよかったんじゃないかなと思います。すごくベンチの上の子供たちが元気だったので、そこに勇気づけられてました」という今井。エース・高橋光成、絶対的セットアッパーから先発に転向した平良海馬とともに西武の強力3本柱を形成していく。