広島・九里亜蓮投手(31)が11日の中日戦(バンテリン)で8回4安打無失点の好投を見せ、今季初勝利をマーク。チームを5連勝に導き、単独3位に浮上させた。

 今季初登板となった4日の阪神戦(マツダ)では5回途中4安打4失点(自責2)で降板。6四球の乱調で「悔しいです。一番やってはいけない投球だった」と唇をかみしめていたが、その反省を生かし、2試合目の登板で白星を手にした。

 この日は97球の省エネ投球で8回を投げ切り「前回はふがいない投球をしてしまった。チームも連勝していたし、その流れを途切れさせないように、チームが勝てる投球をしたかった。自分の持っているものをしっかりマウンドで表現できた」と、してやったりの表情を浮かべる。

 試合後、新井監督は「前回の投球から反省して修正がしっかりできていた。ストライク先行でどんどん打者に向かっていっていた。今日が彼本来の投球。ナイスピッチングでした」と褒めたたえた。

 新井政権下では初、チームとしても昨年7月日以来の貯金1となったことに指揮官は「そこはあまりそんなに。まだ何試合? 明日も良い日になるようにしっかり準備したい」と気を引き締めていた。