新日本プロレス8日両国国技館大会で行われたIWGP世界ヘビー級選手権は挑戦者の「NEW JAPAN CUP」覇者・SANADA(35)がオカダ・カズチカ(35)を撃破し、第7代王者に輝いた。
SANADAはNJCシリーズ中にロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを電撃脱退。「Just 5 Guys」という新たな仲間とともにトーナメントを制覇した。迎えたこの日の頂上決戦には、新たな入場曲とコスチュームで登場した。
かつてライバルと評されたオカダとの王座戦は、一進一退の攻防が続く。オカダの開脚式ドライバーからレインメーカーを狙われたSANADAは、これをかわすと掟破りのレインメーカーで反撃に出た。だが、オカダの壁は高く、ラウンディングボディープレス2連発を決めても、オコーナーブリッジで丸め込んでも3カウントは奪えない。
シャイニングウィザードからのデッドフォールを切り返され、変型エメラルドフロウジョンで再逆転を許してしまう。それでもオカダが放ったレインメーカーをかわすと、カウンターのデッドフォールがさく裂。激闘に終止符を打ち、ついに頂点に立った。
7年前の2016年に新日本プロレス初登場を果たした両国で、悲願の最高峰王座を手に入れた。大SANADAコールを背に受けた新王者は「やっと、やっとIWGP世界ヘビー級王者になりました。オカダさん、あなたが同世代にいるからここまで来れました。オカダさん、またやろうぜ」とマイクでアピールした。
するとLIJ時代の盟友でIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムが登場し「そのIWGP世界ヘビー級王座、俺に挑戦させてくださいよ」と要求された。これにSANADAは「いいんですけど、その前にやるべき相手がいるんじゃないですか?」と条件を突きつけ、J5Gの金丸義信のジュニア王座挑戦を提案した。
思い起こせば7年前の新日本マット初登場は、オカダと内藤哲也のIWGP戦への乱入だった。内藤の元を離れ、オカダを破ってのベルト奪取に「ストーリーあるなと。全部、ここまで取れなかったのも意味があるのかなと。今日取るために取れなかったのかなと。ここで勝たなかったらもう後がないなと思っていたので。やっと取れてすごくうれしいです」と万感の表情を浮かべた。
「まず自分が王者になったことで景色が変わると思うんで。こうやってヒロムさんとかがチャレンジャーで来ること自体が新しいこと。こういうことが増えて今までないものが実現していくんじゃないかなと。それが新しい景色につながるなと思ってます」
2007年3月に全日本プロレスでデビューして16年。初めて団体最高峰の王者となったSANADAが、新時代を切りひらく。












