新日本プロレス8日の両国国技館大会で、バレットクラブのリーダーを務めるデビッド・フィンレー(29)がエル・ファンタズモを追放した。

 結成10年目を迎える極悪軍団は過渡期を迎えている。前リーダーのジェイ・ホワイトが2月に日本及び新日本マットを追放され、3月に電撃加入したフィンレーが新リーダーに就任。これにファンタズモが反発し空中分解の危機に陥っていた。

 この日の大会ではフィンレー、ファンタズモ、KENTA組がタマ・トンガ、ヒクレオ、マスター・ワト組と対戦した。試合中からファンタズモはタッチ代わりにチョップをフィンレーに見舞うなど、険悪な空気が漂う。最後はファンタズモがCRⅡでワトを沈めたが、事件は決着後のリング上で起きた。

 NEVER無差別級王者のタマに暴行を加えていたフィンレーは、制止に入ったファンタズモにもエルボーを発射し乱闘を展開。するとKENTAがフィンレーに加勢し、ファンタズモにgо 2 sleepを発射する。

 ここでファンタズモのタッグパートナー・石森太二がリングイン。救出に訪れたのかと思いきや、ファンタズモに決別の急所蹴りを浴びせる。最後はフィンレーがシレイリ(こん棒)で殴打し、完全にKOしてみせた。

 KENTA、外道、石森を引き連れバックステージに現れたフィンレーは「こいつらは俺の哲学を理解している。俺はバレットクラブの前リーダーの頭蓋骨を割って、少なくとも2か月は人前に出られなくしてやった。何千マイルも離れた場所にいながら、いまだにクラブの名前とロゴを使ってやがる。だから会社から追放されたんだ!」とジェイを非難。さらにファンタズモに対しては「お前はリーダーについて語り過ぎた。問題だったのはリーダーではなくメンバーだ。だから俺が選別した」と追放理由を説明した。

 フィンレーの次なる狙いはタマの持つNEVER王座だ。「今のうちにベルトと記念撮影しておくがいい。なぜならこのTHE REBELが挑戦するからだ。これは俺のバレットクラブ、バッド・アスなクラブだ。THE REBELの時代が始まった」と予告していた。