新日本プロレス8日の両国国技館大会で、IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム(33)がロビー・イーグルス(33)の挑戦を退け、3度目の防衛に成功した。
前哨戦でロビー得意の足攻めに苦しんだヒロムは、この日も左足を徹底的に攻められた。さらに雪崩式リバースフランケンからファイヤーバードスプラッシュと大技を連発され、ロン・ミラー・スペシャル(裏足4の字固め)で捕獲される。
それでもヒロムは体を入れ替えて、押さえ込み脱出に成功。ローキックからのロン・ミラー・スペシャルを狙ったロビーを強引に担ぎ上げると、TIME BOMBⅠ・Ⅴで形勢逆転する。最後は強烈なヒロムちゃんボンバー(ラリアート)からTIME BOMBⅡをさく裂させて3カウントを奪ってみせた。
ジュニア王座を死守したヒロムは、メインでオカダ・カズチカを撃破しIWGP世界ヘビー級王者となったSANADAの前に登場。3月に「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を脱退した新王者に挑戦を要求した。するとSANADAから受諾条件として金丸義信とのジュニア王座挑戦を要求され、先に自身のV4戦での迎撃が決定的となった。
ともあれ、ヒロムはジュニア王座を保持しながらIWGP世界ヘビー級王座という自身の夢をかなえるつもりだ。
「どちらが勝っても挑戦するつもりだったけど『SANADAさん、あんたとやりたい』。そんなふうに思ってたのかもしれないね。LIJを抜けたこと、正直俺は心に来たよ。でも気持ち、分からなくないな、言ってること、分からないことないなって。でもさ、俺LIJに入った理由があるんだよ。内藤哲也とシングルをやるために入ったんだ」
ヒロムのLIJ入りの理由は、師匠である内藤との初シングルマッチを団体の都合ではなく、自分たちの望むタイミングで実現させるためというもの。その両者のシングルマッチは2020年3月大田区大会で一度決定しながら、コロナ禍による大会中止で流れた経緯がある。「もうそろそろじゃないの? 見たいでしょ。ただただIWGP世界ヘビー級のベルトが欲しいだけじゃないんだ。みんな我慢の限界でしょ。コロナ終わらせようよ。内藤さん、アップ始めてください」と、IWGP世界取り後の内藤戦まで見据えたヒロム。そのためにも、まずは金丸とのV4戦で負けるわけにはいかない。












