【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑#512】北米大陸を代表するUMA「ビッグフット」は身長3メートルを超え、直立二足歩行する類人猿といった姿で知られている。ほかにも北米大陸には「スカンクエイプ」などビッグフットに似た別の獣人型UMAが多数報告されている。
ニューヨーク州北部では、ビッグフットに似た謎の獣人の目撃情報が何百件も報告されており、とある家族にいたっては何年も「謎の獣に悩まされてきた」という。
この怪物について調査を行ってきた作家のブルース・ハレンベック氏によると、彼のいとこや祖母は「キンダーフック・クリーチャー」と呼ばれる「赤褐色の毛皮を持ち、血を吐くような叫び声を上げる、大きくて人間に似た獣」と遭遇しているという。
ハレンベック氏によれば、祖母はゴミ箱をあさる謎の生物を目の当たりにしたことがあり、彼のいとこもその生き物を目撃して肝をつぶしたそうだ。「いとこによれば、3体の謎の生き物が小川を歩いて渡るのを見たそうです。彼らは2本の足で歩き、いずれも赤茶色の髪をしていて、カチカチとうなるような音を立てていました」
非常に恐ろしげな生物であるが、同氏自身はキンダーフック・クリーチャーをあまり危険性の高い生物には思えないと語っている。「恐ろしい悲鳴や音を立てたりするから恐ろしいのです。誰だって未知の存在に対しては本能的に恐怖を覚えます」と話している。
この家族を初め、キンダーフックの町に住む人々は長い間、この獣人に悩まされてきたそうだが、近年になってこの地域での目撃情報は少なくなってきているという。そこからハレンベック氏は「この獣人がキンダーフックの南、ダッチェス郡へ移動したのではないか」と仮説を立てている。
昔からキンダーフックとダッチェス郡が位置するハドソンバレー地域は、ビッグフットのような獣人の目撃証言が昔から報告されており、フェイスブックには、この地域に住む人たちが自身のビッグフット体験を共有する「ビッグフット・リサーチャーズ・オブ・ザ・ハドソンバレー」というグループが存在している。グループには5000人以上のメンバーが加入しており、日々さまざまな証言や実在を示す証拠が書き込まれているという。
ある人物は「新雪の中に巨大な足跡を発見し、謎の物音を聞いた」と投稿している。投稿者によれば、自分たちが足跡を発見した2日後の夜、別の男性が「玄関ポーチを歩く重い二足歩行の足音と大きな音を聞いた」そうだ。
ハレンバック氏はキンダーフック・クリーチャーの実在を信じており、現在、人々の目撃証言などを記録した本を執筆中とのこと。彼の家族とキンダーフック・クリーチャーとの出会いが書かれているだけでなく、エイリアンや幽霊との遭遇についても書かれた本になっているそうだ。











