〝血の涙を流す〟聖母マリア像をカトリック教会が調査している。メキシコメディア「ラ・ヴォズ・デ・ミチョアカン」が先日、報じた。
メキシコのミチョアカン州モレリアのドン・ミゲルさん宅にある「グアダルーペの聖母」像が血の涙を流したとされ、頬に黒い筋が残されている。現在、カトリック教会による調査が行われている。
グアダルーペの聖母は、カトリック教会が公認している聖母の出現の一つ。1531年にグアダルーペのフアン・ディエゴとその叔父フアン・ベルナルディーノに示されたといわれる。メキシコで最も敬愛されている宗教的シンボルだ。
ミゲルさんの息子が6月2日にこの〝奇跡〟を発見した。地元の司祭に報告し、〝血の涙〟が流れたことを確認。この話は地域中に広まり、多くの人々がミゲルさん宅を訪れている。しかも、13日には人々の前で〝透明な涙〟を流した。
近隣住民のサウル・アンギアノさんは「私は今まで感じたことのない感覚を覚えました。これは奇跡であり、願わくば、それが皆にとって良い奇跡であることを」と語る。
ミゲルさんは「信仰を持って聖母を見に来る人のために家のドアを開けておきます」と言う。
モレリア大司教区は声明で、「この事件について詳細な調査を行うが、今のところ奇跡かどうかについてはコメントしていない。カトリック教会は、こうした問題に対して常に慎重に行動し、十分な調査を行わずに却下したり肯定したりすることは避けてきた。モレリア大司教区は、状況を深く徹底的に調査するために必要な措置を講じている。したがって、この問題について明確な立場を表明するのは時期尚早である」と述べた。
バチカン・ローマ教皇庁は先月が会見し、超常現象に対する新規則を発表した。新規則では、超常現象が詐欺やカネもうけのためではないことを確認するために、事象を慎重に評価する必要があると推奨している。近年、SNS時代にそのような現象の報告が急増しており、時にはニセ情報やウワサを通じて広まることもあるからだ。












