ニューヨーク州の大陪審から大統領経験者として史上初となる起訴をされたトランプ前米大統領に、最大の逆風となる人物が証言台に立つことを希望したと、31日の英紙「デーリー・メール」が報じた。

 2006年にポルノ女優のストーミー・ダニエルズ氏と性的関係を持ったトランプ氏は、2016年の米大統領選前に自らに不利な証言をしないようダニエルズ氏に13万ドル(約1700万円)の口止め料を払ったが、これが不正会計されて選挙資金法違反の疑いがある。また、一部の現地メディアはこの口止め料を含む、30以上の容疑がかけられていると報じている。

 そんななかダニエルズ氏は、「私はトランプの裸を見たのよ! 彼が服を着ているなら、何も怖くなんてないわ」と、検察の求めがあれば証言台に立ちたいと希望。さらに「誰が何と言おうとトランプは自分の言動に対して責任を負い、正義が果たされる」、「トランプはひどいことをしたのだから、もっと以前に断罪されるべきだった」などと語っている。

 強気なダニエルズ氏だが、SNSでは熱狂的なトランプ支持者たちからバッシングを浴びていることも暴露。2021年1月の連邦議会乱入事件を引き合いに「トランプ自身が暴力を扇動し、それを奨励しているので恐ろしい」としつつ、「非常に暴力的で殺害予告も受けている」という。

 こうしたことが影響して、ダニエルズ氏は31日夕方に予定されていたテレビ番組出演を取りやめたが、果たして強気のダニエルズ氏は法廷でトランプ氏と対峙することになるのか!?