プロ野球が30日の日本ハム―楽天戦(エスコン)で開幕。31日に開幕戦を迎える他の10球団より1日早く、新球場での本拠地開幕戦を迎えた日本ハムだったが、記念すべき試合に1―3で敗れ、白星で飾ることはできなかった。
序盤は先発・加藤貴が好投するも4回、6回に本塁打を浴び、3失点。打線も相手先発・田中将から野村の犠飛で1点を奪うのが精いっぱいだった。これには新庄監督も「悔しがっても仕方ないですけど、今日の負けというのは非常に…悔しいですね。やっぱり」とがっくり肩を落とした。
前日には「(シーズン143試合の1試合とは)思ってません。セ・パあわせて1日早く開幕戦を送らせてもらって。その試合でファイターズが勝たないと男じゃない」と、意欲を燃やしていただけに、悔しがるのも無理はない。
ただ、試合内容に関してはそれほど悲観してはいない。明るい材料も見えたからで、その筆頭が5回の第2打席で右中間フェンス直撃の二塁打を放った主砲・清宮。新庄監督は「(札幌ドームより狭くなった)エスコンでもフェン直かい!(スタンドに)入れとかんかい、と。笑ってもうた」と苦笑いを浮かべたが、重圧と緊張がかかる初戦で清宮が結果を出したことは大きい。
さらにオープン戦で打率1割5分4厘と絶不調だった4番・野村も6回一死満塁できっちり中堅に犠飛。チームに今季初得点をもたらすと、その直後には一走、二走が相手守備のスキをつき進塁に成功した。
「次の塁に行こう、行こうという気持ちをずっと去年からやっているところでね。あの走塁は素晴らしかった」と新庄監督も喜んだチームの成長。新戦力の守護神候補・田中正も9回を三者凡退で切り抜けただけに、今後の見通しは明るい。
昨季は開幕ダッシュに失敗し、その後泥沼に陥ったが今季は同じ失敗は繰り返さない。
「まあ、もう終わってしまったことなんで切り替えてね。明日練習して、また新たな気持ちで明後日から開幕戦の気持ちで。ガンガン攻めていきたいと思います」と最後は強い口調でこう締めた新庄監督。ここから巻き返しを図る。












