男子テニスの若手筆頭格、世界ランキング1位カルロス・アルカラス(19=スペイン)に「サンシャイン・ダブル」の期待が高まっている。

 元世界1位ダニエル・メドベージェフ(27)が22年のヘルニア手術から復帰。今季ツアー3勝目をマークする中、先週のBNPパリバ・オープンで、そのメドベージェフを圧倒したのがアルカラスだ。昨年史上最年少(19歳)で1位にランクインするなど、テニス界の2大巨頭となるノバク・ジョコビッチ(セルビア)やラファエル・ナダル(スペイン)を超える存在として高い注目度を誇る。

「GAORA」解説者の佐藤武文氏はアルカラスが新たな称号を手にする可能性があると注目する。「BNPパリバ・オープンとマイアミオープンはサンシャイン・シリーズと言われており、連勝するとサンシャイン・ダブルという称号を手にします。これを達成したのはジョコビッチや(ロジャー)フェデラー(スイス)、(アンドレ)アガシ(米国)ら名だたる選手ばかりで、スーパースターの登竜門とも言われています」

 実際、これまでの達成者は男子7人、女子4人しかいない。「アルカラスはBNPパリバ・オープンを勝ったので権利があります。2週連続で優勝できるのか。若くして達成できるのかに注目です」という。男子はジョコビッチやナダルら超人たちが健在な中、昨年の全米オープンを制するなど、早くもツアー8勝を挙げている。今回サンシャイン・ダブルを達成し、世代交代を印象付けたいところだ。