第5回WBC決勝・米国戦(21日=日本時間22日、マイアミ)で、日本の悩める主砲・村上宗隆内野手(23=ヤクルト)が価値ある1号同点本塁打を放った。

 2回表にアメリカのラッキーボーイ・ターナーに今大会5号ソロで先制された直後の2回裏だった。

 この回先頭の村上は、アメリカ先発・ケリーが投じた初球、148キロのツーシームを迷わず一閃。打球は日本ファンの歓声に乗って右翼スタンド2階デッキ席へ飛び込む待望のWBC1号弾。前日のメキシコ戦第5打席にサヨナラ2点二塁打を放つまで不振に苦しんでいた三冠王が、その迷いを払拭した価値ある同点弾だった。

 その飛距離は132メートル。これまでのうっぷんを晴らすような一撃にもちろん、村上の表情は晴れやかだった。