WBC決勝前の国歌斉唱、侍ジャパンの吉田正尚外野手(レッドソックス)が〝二刀流スタイル〟で日米両国に敬意を表した。21日(日本時間22日)に米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークでの日本―米国戦。今季から憧れだったメジャーに挑戦する29歳が、郷に入れば郷に従う精神を大一番の前にもきっちり示した。
まず最初に米国歌が流れると、右手を胸に当てる米国式を採用して演奏後に拍手。続く日本国歌では1人だけ両腕を真下に下ろすスタイルで、演奏後にはピシッと一礼した。
吉田は以前「僕はずっとそのスタイルでやってますんで。アメリカでは(胸に手を当てて)やってますが、日本国歌はずっとアレでやってます」と説明。今季からメジャーに戦いの場を移す吉田。母国・日本はもちろん、メジャーリーグと米国家全体への敬意を常に表すのが理由だった。
新天地レッドソックスでの調整、さらにはチームに溶け込む貴重な時間を削って、WBC出場を志願した吉田。準決勝終了時点ですでに大会最多記録を更新する13打点を叩き出している男が、らしさ全開で出陣した。











