第95回記念選抜高校野球大会の第4日第3試合が21日、甲子園で行われ昨夏の王者、仙台育英(宮城)がタイブレークの末に2―1で慶応(神奈川)にサヨナラ勝利をあげた。
注目が集まった試合で球場には約24000人がつめかけ、今大会一番の大声援だった。歓声に燃える両者は初回から走者は許すも得点は譲らず。5回に仙台育英がクリーンナップから単打をつなぎ1点先制した。9回に追いつかれるも、タイブレークに突入した延長10回、山田脩哉内野手(3年)が二死満塁から左前にサヨナラ打を放ち試合を決めた。
殊勲の山田は「みんながつないでくれた。決められてうれしかった」と笑顔。ロースコアの展開を自分たちの強みだと語りつつ「今回は投手陣に助けられた。次は自分たちがピッチャーを助けられるように」と意気込んだ。
この劇的な勝利に須江監督は「甲子園の大応援がなければこんな試合はできなかった。みなさんの心に一生残る素晴らしい試合ができてうれしい」と感慨深げに語った。さらに「経験が生きた試合。技量さや力強さは相手の方がやや上だった」と慶応をたたえ、上回っているとすれば「ただ経験の差」。「昨夏の5試合の経験があったその差だけ」と振り返った。












