第95回記念選抜高校野球大会第4日の第1試合は甲子園初出場で21世紀枠の石橋(栃木)が能代松陽(秋田)と対戦し、0―3で散った。先発の入江(2年)が初回の1失点を終盤まで守ったが、打線が相手エース・森岡の前にわずか2安打、12三振と援護できず、8回には守備のミスがたたって追加点を与えてしまった。
福田監督は8回途中を3失点と粘った入江を「100点満点あげていい」と労い「森岡君のボールは球速以上にきていた。縦の変化球も練習してきたが、全国レベルの高さを感じた。振る力が弱かった。相手が1枚上だった」と脱帽。オレンジ色に染まったアルプス席に「うれしかったし、大きな勇気をもらった」と感謝した。
入江も清々しい表情を見せた。「小さいころからずっとあこがれていた場所。4番でピッチャーという光栄な名前を掲示してもらい、やるぞと思った」。内容については「72点。自分の持ち味のコントロールがよかった。でも終盤に自分の投球ができなかったので、点数を引きました。70点が自分の基準。甲子園と言う舞台で最初はしっかり自分の投球ができたので2点です」とハキハキと自己分析した。
毎年、卒業する生徒の約半数の100人以上が国公立大に入る進学校。近年は県大会で上位に食い込む実力をつけており、入江は「もっと1試合を投げ切れる体力強化、まっすぐの強化をしたい。夏に帰って来たい」と笑顔で汗を拭った。












