【ズームアップ甲子園】第95回記念選抜高校野球大会の第2日(19日)第1試合で鳥取城北が東邦(愛知)に3―6で敗れた。好投手と評された新庄(3年)が8回を11安打、6失点と乱れ、3失策と守りにも課題を残した。

 アルプス席からは2012年に主砲として春夏連続出場を果たしたOBで、吉本のお笑い芸人の川野翔(28)が声援を送った。初戦突破はならなかったが「へこまずにこのまま夏を目指せばいい。僕の方がよっぽどへこみました」とナインに激を飛ばす。

 4番を務めた12年のセンバツ大会。三重との初戦は1点を追う9回二死一、二塁の場面で、川野は空振り三振。無安打に終わり、負けを一身に背負った。ネット掲示板に誹謗中傷があふれ「死にたいと思った」ほど落ち込んだ。「あの時は僕が一人で責任を感じた。今日はみんながバタバタしたので、冷静にやらないといけないことが分かったはず。昨日、チームの練習を手伝ったんですけど、戦力的には僕の時より全然上ですもん」と見ている。

 お笑い芸人として3組目となる漫才コンビ「ドンズマ」をスタートさせる。「どん詰まりでも振り切る、スベってもあきらめずにやり切る」という意味だ。この日、後輩たちは3失策したことで「エラーはお笑いで言ったらスベったということ。僕はスベるのにもう慣れたし、3分のネタで全スベリしてもドヤ顔してますけど、野球で3エラーはダメ。僕も夏に帰ってきて落ち着いて試合に勝てた。冷静かつ闘志を持ってやることが大事」と呼び掛けていた。