新日本プロレス11日名古屋大会で、IWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ(35)と棚橋弘至(46)のドリームタッグが海野翔太(25)、成田蓮(25)組から貫禄勝利を収めた。

 長期にわたり業界のトップに君臨し続ける2人はこの日、昨年凱旋帰国し世代交代を狙う新世代コンビと激突した。開始のゴングを待たずしてオカダが奇襲を受けると、海野と成田の2人がかりの攻撃で主導権を握られる。

 それでも地力に勝るドリームタッグは徐々に試合を支配しはじめ、10分過ぎにはオカダが成田にレインメーカーをさく裂させる。ここで海野がカットに入ると、棚橋がスリングブレイドを発射。オカダのダイビングエルボードロップから棚橋がハイフライフローを決めて、完全に敵チームを分断する。

 グロッギー状態で孤立した成田に対し「打って来い」と言わんばかりに首を突き出したオカダだったが、エルボーをかわすと最後は2発目のレインメーカーがさく裂。完膚なきまでに叩きのめし、高い壁として立ちはだかった。

 格の違いを見せつけたオカダは「ドリームタッグとして、復活ののろしを上げることができたんじゃないかと思います」と満足げな表情。世代交代を狙う2人を返り討ちにし「気合入ってたね。しっかり牙で噛み付いてくれたんじゃないかなと思います。ただ、もっと尖らせておいてくれよ。2人がレベル高いのは認めてあげるよ。でもね、新日本プロレスのレベルも上がってるんだよ。分かるか? 俺が上げてるんだよ。まだまだ若いよ。目指しなさいよ。これが君たちの目指すレベル。どんどん練習して強くなって、カッコ良くなって、また俺の前に立ちなさい」と、業界トップの風格を漂わせていた。